日本共産党のこくた全参院比例代表候補は、5日夕方、自動車用変速機メーカー「ジヤトコ」労働者の送迎バスが発着するJR吉富駅(南丹市八木町)で宣伝。同工場の派遣労働者から、「手取り12万円。税金も高い。共産党頑張ってよ」と期待の声が寄せられました。
 こくた候補は、雇用リーフを手にしながら、「若い世代で派遣や請負など不安定な働き方が広がっている。やっと正規職員になれても長時間・過密労働を強いられるなど、若者が使い捨てにされている。働く人を応援する政治に切り替えたい」と訴えました。
 園部の社員寮へ帰るジヤトコの派遣労働者(30代)は、宣伝に聞き入りわざわざ電車を1本遅らせました。以前は亀岡市内で正社員で働いていたといい、「正規の仕事はなかなかない。家賃や税金、保険料を引けば手取りは12、13万円ほど。住民税も高くなったし、消費税も上がるというし大変」と話し、すき家やマクドナルドで不払い残業代を支払わせたことを知らせる党の宣伝プラカードをさして、「(日本共産党は)あんな実績があるねんな。共産党頑張ってよ」と激励しました。(写真=出勤前の派遣労働者と対話するこくた候補)