「第39回京都保育のつどい~みんなで守ろう 子どもの笑顔と平和な未来」が7月1日、京都市東山区で開かれ750人が参加しました。
 「子どもたちに 子ども時代を」と題して、大阪教育大学名誉教授で大阪健康福祉大学の秋葉英則学長が記念講演しました。
 秋葉氏は、子どもが友達や親の命を奪う事件の背景に、子どもが子ども時代を過ごせなくなっていると指摘。競争と格差を持ち込み、学力のみで評価する教育のあり方を批判し、子ども期に他者と交われる力を養う重要性を強調した上で、「人間の発達の原動力は社会性にあり、その中身は人間の情愛だ」と述べました。
 また、安倍首相が憲法「改正」を明言したり、久間防衛相が原爆投下は「しょうがない」と発言したことを「普通ではない」とし、参院選挙で、「子どもの未来に責任を持つ行動をとろう」と話しました。