日本共産党が公表(6日)した自衛隊の「情報保全隊」による国民監視活動を記録した内部文書にたいし、京都府立高等学校教職員組合(寺内寿委員長)は8日、安倍晋三内閣総理大臣と久間章生防衛大臣に抗議文を送りました。
 抗議文では、国民運動を監視した調査活動が、憲法にもとづく平和を求める活動を敵視し、戦前の「憲兵政治」をも想起させる重大な憲法違反であり、許せないことだと強調。
 改憲手続き法、イラク派兵延長法を強行して、さらに教育三法の採決を狙うなど、憲法改悪と「戦争する国づくり」にむかう安倍内閣の暴走政治の象徴だと指摘し、政府・防衛省が全容を明らかにして国民に謝罪することと、調査・監視活動を即刻やめるよう求めています。