呉服販売大手の「愛染蔵」、「たけうち」の連続倒産による影響で、織物生産が激減している京丹後市で、日本共産党府議団(新井進団長、11人)は6日、和装関連の仕事に携わる住民らから実態調査を行いました。
 ちりめんの賃織業者らから、「生活が出来る工賃や仕事を確保してほしい」(60代女性)、「痴呆症の母親を預かってくれる施設がなく、生活のための金がない。今、仕事をやめるわけにはいかない」(50代男性)などの声が寄せられました。
 また、丹後織物工業組合や府織物・機械金属振興センターでは、5月の生産数量が昨年の66.2%まで落ち込んでいる実態や特徴ある商品づくりと販路拡大での取り組みが報告されました。
 調査には、原田完、迫祐仁両府議、森勝、平林智江美両京丹後市議らが参加しました。