7月末に期限が切れるイラク特措法の延長に反対する「5・30京都行動」が30日、京都市役所前で行われ、100人が参加、集会とデモでアピールしました。「STOP!イラク派兵・京都」(共同代表 黒木順子、大谷心基、小笠原伸ニ)の主催。
 主催者あいさつで小笠原氏は、イラク戦争はアメリカが石油利権の獲得と親米国家を作るために起こした侵略戦争で、同法は日本が、米英の占領軍に加担するための根拠を与えるものと批判。「特措法の延長に反対し、自衛隊のイラクからの即時撤退を求める声を大きくしよう」と呼びかけました。
 また、自衛隊のイラクからの撤退と将来の派遣の禁止などを求めている「やめて イラク派兵」京都訴訟弁護団の岩佐英夫弁護士が、京都地裁が請求を却下(3月27日)したため、今後、大阪高裁へ控訴する予定であることを報告しました。
 集会後、参加者らは、「特措法延長反対、自衛隊はイラクから撤退せよ」などとシュプレヒコールしながら、四条河原町までデモ行進しました。