憲法9条を守る「くぜ九条の会」結成2周年記念のつどいが5月20日、京都市南区の久世ふれあいセンターで開かれ、70名以上の方が参加しました。シンガーソングライターの野田淳子さんによる“子どもらに平和を”のコンサート、参加者による平和への発言や戦争体験の朗読で、憲法守ろうの気持ちを一つにしました。
 京都母親連絡会事務局長、衣笠洋子さんの「平和への私の思い」と題した講演でスタート。久世在住の元教師や、機関紙印刷内で結成されている、「ねぎプロジェクト」のメンバーから「平和への発言」が語られました。 「くぜ九条の会」が久世在住の戦争体験者から聴取した話を、語る会「早見塾」が朗読しました。
 野田淳子さんが、米軍戦闘機墜落のために幼い子ども2人の命が奪われた事件をテーマにした「千羽鶴」や今話題の歌「千の風になって」などを熱唱。涙をこぼす参加者の姿が見受けられました。
 久世の地域から憲法を守る世論を大きくするため、9条の内容を学び広げ、「憲法を変えないで下さい!」の声を久世住民の過半数になるように努めるとの平和宣言を全員で確認しました。(伊東雅朗)