「福知山9条の会」(宮本平一会長)が19日、中丹勤労者福祉会館で発足会を開き、会場一杯の85人が参加しました。
 市民有志による10回の準備会を経て、立ち上げたもの。すでに結成されている、同市大江、夜久野両町の9条の会、中丹養護学校9条の会などに加え、9条の会のネットワークが福知山で新たに生まれました。
  発足会は、会長の宮本平一弁護士が開会あいさつし、奥村一彦弁護士(自由法曹団)が「憲法改正の情勢と9条の会の役割」のテーマで記念講演しました。奥村氏は、大日本帝国憲法下の日本の状況や、現在のアメリカの世界戦略の実情と日本の位置を語り、「9条の値うち」を改めて明らかにしました。
各地域、職場の9条の会から「発足を共に喜びたい」や、市民からの「発足を心待ちにしていました」という賛同メッセージ、各団体からの激励なども紹介されました。
同「会」オリジナルの「9条9ちゃん」シールでアピールし、加入を呼びかけていきます。(福山カエル)
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 加入の問い合わせ・申し込みは「福知山9条の会」事務局=福知山市北本町二区159 福天教育会館内事務局TEL0773・22・2134。