「かもがわ出版」の編集長・会長を務めてきた湯浅俊彦氏の古希を祝うつどいが12日、京都市上京区で開かれ、約200人が参加しました。
 湯浅氏は、公務員労働運動をへて、「京都民報」編集長を20年間つとめたあと、「かもがわ出版」の創業に参加しました。
 つどいでは、湯浅氏のあゆみをスライドでふりかえったあと、呼びかけ人12氏を代表して安斎育郎立命館大学国際平和ミュージアム館長があいさつ。お祝いのスピーチを評論家の加藤周一氏らが行いました。
 チャンバラトリオ・リーダーの山根伸介氏をはじめ、各界の人が思い出を語り合いました。
 夫人とともに参加者から花束を受け取った湯浅氏は「70・80代が人生の花盛り。公務員、京都民報、かもがわ出版で培ったものを生かし、今日を新しい出発点として歩んでいきたい」とお礼をのべました。