「生かそう憲法!守ろう九条!改憲手続き法はいらない!」。3日、「平和憲法60周年のつどい」(主催=5・3憲法集会実行委員会)が京都市左京区の京都会館第1ホールで行われ、ピロティにもあふれかえる2430人が参加しました。
 「九条の会」事務局長の小森陽一東京大学教授と「憲法行脚の会」事務局長の猿田佐世弁護士が講演。
 小森氏は、朝鮮戦争以後の改憲勢力の策動や国民のたたかいを振り返り、「9条があるために自衛隊がイラクに行っても米軍とともに戦闘が出来ない。9条はすでに輝いている。9条で世界が輝くたたかいを」と呼びかけました。
 猿田氏は、「国民投票法の中身も審議の手続きも国民不在」と批判。最低投票率を明記した修正案を出させるなど、様々な取り組みを通じて「廃案に」と訴えました。
 憲法誕生の瞬間を描いたドキュメント映像の上映や約150人による9条をテーマにした曲の合奏、よびかけ人の紹介、医療、若者、青年などからの活動報告なども行われました。
 集会終了後、憲法ウオークがとりくまれました。