龍谷大学の教職員、院生、学生で構成する「龍大9条の会」は28日、改憲手続き法案に反対する声明を発表しました。
 声明では、同法案は九条改憲を実現するための手続き法案という政治的な意味を有していると指摘し、▽国民投票の投票年齢が法案では満18歳以上としながら「附則」では満20年未満となっている▽国民投票を承認する母数を現憲法の「過半数」から有効投票総数という最も低いものとしている▽国民投票期日前14日間のマスコミ報道禁止▽国民への法案の周知期間が憲法改正の発議から60日以上180日以内と短い、などの問題や疑問点を上げています。
 そして同法案をただちに廃案にするよう参議院に要請するとともに、廃案にむけた運動を呼びかけています。
 「龍大9条の会」http://www.asahi-net.or.jp/~DH6N-TNK/ryudai9jo/index.html