医師・看護師不足の解消や医療・福祉労働者の労働条件改善などを求めて、京都医療労働組合連合会(森田しのぶ委員長)は26日、ストライキや街頭宣伝、府への要請など府内で07春闘統一行動に取り組み、のべ200人が参加しました。
 統一行動では、京都医労連と京都自治労連の連名で山田知事にたいして、医師・看護師不足の解消と地域の医療・福祉を守り、医療労働者の生活と労働を改善する施策を求める要請書を提出しました。
 府庁前での宣伝にはストライキの看護師など170人が参加。京都医労連の松本隆浩書記長が、医療費や介護保険の負担増で医療難民、介護難民が生まれ、医療・福祉で働く労働者も劣悪な条件におかれている状況をのべ、「生活と医療、平和を守る取り組みを大きく広げよう」など基調報告したほか、京都総評、京都自治労連、府職労、京都府患者同盟、福祉保育労京都地本、日本共産党が来賓あいさつしました。
 宣伝後、府庁周囲をデモ行進し、「地域医療を守れ」「府立医科大の独立行政法人化反対」「ゆとりある看護を実現しよう」などと訴えました。
 また、府北部では中丹西(福知山)、中丹東(舞鶴)、丹後(京丹後)の各保健所でも要請書を提出しました。