一斉地方選挙後半戦が15日告示(久御山・和束両町議選は17日)されました。京都南部地方の議会議員が宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市と久御山町でいずれも激戦で油断できない状況です。この中で八幡市議選挙(定数22人)に26人が立候補しました。5人の共産党候補は全員が現職の森下よしみ、松島きくお、巌ひろし、山本くにお、かめだ優子氏でこの1週間の短期決戦での闘いで全員当選をめざします。
 部落解放同盟と行政の不公正で歪んだ同和行政を徹底して追及し、市民のいのちと暮らしを守ってきた5期20年の市議を勤めた松島候補は、出発に当たって「改憲手続き法が衆議院で強行された直後の選挙。戦争を許さない憲法9条を守り抜く共産党への支持を。5人の共産党候補者全員を議会に押し上げていただくことが必要です」と訴えました。そして大増税や保険料高負担で市民生活が脅かされている今こそいのちと暮らしを守る地方自治を確立し、〇八幡市で2300世帯が国保料が払えない状態をなくすために引き下げを断行する、〇部落解放同盟と行政との不正常な癒着で不公正な同和行政を終結させる、〇子どもの医療費を小学卒業まで無料に、などの政策を掲げました。
 なお、出陣式には日本共産党穀田恵二衆院議員、井上さとし参院議員と成宮まり子国政政策委員長から激励のメッセージが寄せられました。(仲野良典)