向日市長選挙が15日告示され、22日投票に向け激しい選挙戦がスタートしました。広範な市民・団体と日本共産党が参加する「新しい民主市政の会」の杉本たけし候補(62)は午前8時40分、同市鶏冠井町の選挙事務所で出発式をおこない、「高すぎる水道料金の値下げを行い、暮らし、福祉応援の市政へ転換する」と力強く決意をのべました。
 日本共産党の渡辺和俊京都府委員長は、「大型開発優先、福祉切捨ての『オール与党』の現職に、福祉・暮らし守る地方自治本来の精神をとりもどす杉本候補との2極対決。広範な市民と力合わせ打ち勝つ決意だ。選挙改憲手続き法案を強行採決した勢力に厳しい審判下そう」と訴えました。
 選挙戦は現職で自民・公明・民主が推す久島務候補(51)との一騎打ち。「キリンビール跡地再開発」優先で暮らし破壊、水道料金値上げの久島市政の継続か、「福祉の増進」という自治体本来の役割を発揮し、京都府にものいい水道料金値下げをする杉本市政への転換か、が争点です。