地方選挙も最終盤に突入し、「オール与党」対日本共産党との激烈な闘いが鮮明になっています。自民党はもとより、反共攻撃の先兵の公明党、選挙の時だけ野党面の民主党も共産党追い落としを狙っていますが、市民や府民の共産党に対する期待は一段とアップして候補者カーや街頭演説での声援や拍手は日ごとに多く寄せられています。
 3日の夜、伏見区の久我の杜(コガノモリ)小学校で行われた府会上原ゆみ子、市会赤阪ひとし候補の合同個人演説会で約80名の来場者が熱っぽく演説に聴き入りました。地元伏見神川支部民商の木下秀夫さんは「不況のどん底で苦しい暮らしと経営を守るために共産党を押し上げてほしい」、京都市教組副委員長松橋秀男さんは、「中学3年生の30人学級や小学1、2年生の35人学級の実現も父母や教組の粘り強い運動とこれを支え議会で取り上げてきた共産党議員団の力です。もっと大きくしてほしい」、などの応援演説に大きな激励の拍手が起こりました。
 演説会に参加した女性は「地元の唯一の公共交通手段のバスがものすごく不便なので共産党さんの応援で路線を拡充してほしい」、地元で鉄工業を経営する男性は「景気回復というけれど、それは大きいところだけで私ら町工場では鉄鋼加工賃が下げられて一層厳しいです。弱い者の立場で頑張ってくれる共産党の候補者を押し上げたいです」と語っていました。(仲野良典)