京都高瀬川と宇治川を結ぶ伏見港の三栖閘門の桜も爛漫です。京都二条木屋町からの高瀬川は伏見で濠川(伏見城の外堀)となり、宇治川に合流しますが、宇治川と段差があり、パナマ運河と同じ原理のゲートを2つ(閘門)設けられ、伏見港と大阪を結ぶ30石船などが行き来していました。この閘門は今は使用できませんが京都や伏見の歴史的に貴重な施設で国土交通省が保存しています。閘門付近には毎年桜が花開き、桜の下ではシートなどを敷いてバーベキューなど楽しむ花見客で賑わいます。(仲野良典)