日本共産党議会報告演説会が14日夜、京都市山科区の山階小学校で行われ、130人が参加。各弁士は、府議選・京都市議選とも大激戦の山科区で、府民・市民の暮らしの命綱の日本共産党を押し上げようと訴えました。
 宮田えりこ京都市議は、国保証や介護ベッドの取り上げなど医療、介護をめぐる深刻な実態を議会で追及してきたとのべ、「他党議員にはできない質問。これからも市民の切実な暮らしの問題を取り上げていきたい」と訴え。本庄たかお府議は、府議会ただ1人の教員出身議員として養護学校のスクールバス改善を実現したことに触れ、「人の痛みに心寄せ手、憲法と命輝く社会をつくっていく」と決意をのべました。 渡辺和俊府委員長は、自民・公明などの激烈な選挙戦の背景には、自ら推進してきた増税や負担増への批判が巻き起こっていることをかわす狙いがあると指摘。民主党が、国保証取り上げを市町村に義務付けた国保法改悪や介護ベッドを取り上げる介護保険改悪に賛成していることを示し、「口先で『格差是正』を叫んでも、暮らしの現実は語れない。こんな『オール与党』に暮らし守る命綱の日本共産党が負けるわけにいかない」と強調しました。
 成宮まり子参院京都選挙区候補は、仕事や家を失い、自殺を考えるまで追い込まれた夫婦が最後の10円玉で日本共産党事務所に電話をかけ、助けを求めたエピソードを紹介し、「日本共産党の活動や議席が国民の掛け替えのない命綱になっている。命守れの願いを集めて、本庄さん、宮田さん、北山さんを勝たせてほしい」と呼びかけました。