帝国データバンク京都支店が5日発表した2月度の府内企業倒産は、50件(負債総額41億5500万円)でした。「たけうち」グループ倒産の影響で、和装関連が6件に上るなど小口倒産が多発し、3年4カ月ぶりに50件台となりました。 
 業種別で、「繊維」10件中6件を和装関連が占めるなど、昨年の「たけうち」倒産を受けて、府内の地場産業、和装関連の経営破たんが表面化しました。同支店では、「全般的に企業景気は回復しているものの、小規模事業者への波及は見られず、当面は件数の大きな減少はないとみられる」としています。