京都総評青年部、同女性部と「京都パート・非常勤のネット」は4日、四条河原町で「守ろう憲法と平和、なくそう格差と貧困」と呼びかける「ひな祭り行動」を約80人で行い、京都市役所前までデモ行進しました。ビラ配布やデモ行進には、ちんどん屋の演奏も加わり、市民の注目を集めました。
 同ネットの小寺美智子代表世話人は、多くのパート労働者が、最低賃金を少し上回る700円や750円で働かされている現状を語り「働いても生活保護水準に届かない賃金はおかしい。政治を変えて、せめて最賃1000円を実現したい」と訴えました。
 高島屋前の宣伝では、同女性部の「働く権利」を知らせるリーフをはさんだポケットティッシュ3000個が、約30分ですべて配布され、宣伝にちんどん屋の太鼓やクラリネットなどの楽器演奏には人だかりができました。 宣伝後、参加者は「パートを差別したらあきません」「偽装請負はあきません」と唱和で沿道の人々に訴えながら、デモ行進しました。