現在2路線(新十条通線、油小路線)が建設中の京都高速道路計画の京都市負担額が700億円以上になることが1日の市議会普通予算特別委員会(建設局質疑)で明らかになりました。
 質疑では、公明党議員が高速道路の市負担額を質問したのにたいして、市側は「526億円という数字もあります」と答弁。日本共産党の井上けんじ議員が「526億円」の内訳を求めると、市側は、▽出資金117億円▽斜久世橋工区関連56億円▽ランプ支援事業184億円▽関連街路事業69億円―と説明しました。
 井上議員は、京都高速道路につながる「洛南連絡道路」(京都市伏見区、久御山町)の市負担190億円と合わせて、総額が700億円を超えると指摘し、「ばく大な費用を要する高速道路建設は抜本的に見直すべき」と求めました。(写真=建設中の油小路線、南区上鳥羽付近)