6種類の胡弓を使った日本初の演奏会が12日、京都市左京区の法然院で開かれました。
 同志社大学出身の石田音人さんが行ったもの。石田さんは、通常の胡弓をはじめ、一回り大きい大胡弓、沖縄で使われるクーチョー(沖縄胡弓)、江戸時代には弾かれていた30センチ大の雛(ひな)胡弓、大正時代に作られた低音用の玲琴(れいきん)=写真=、玲琴をさらに大きくした大玲琴を手に「荒城の月」「椰子の実」「千の風になって」など15曲を披露しました。
 雛胡弓、玲琴は石田さんが復活させ、四弦の大胡弓や大玲琴は新たに開発しました。