京田辺市は、1日に開催した国保運営協議会において、今年4月から、国保加入者の医療費の窓口負担を一部軽減する制度を導入することを明らかにしました。
 一つは、70才未満の方の入院にかかわる高額医療費について、これまではいったん全額を窓口で支払った後に、限度額(月3~8万円)を超える額について申請すれば支給されていたものが、事前に「限度額適用認定証」の交付を受ければ、窓口での支払いが限度額内で済むようになります。
 もう一つは、出産時に支給される出産一時金(三十五万円)について、これまでは窓口で出産費用の全額を支払った後に、支給申請することになっていましたが、出産する病院を事前に市に申請することによって、病院の受け取り代理が認められ、窓口では出産費用と出産一時金の差額のみ支払えばよいようになりました。
 これらは日本共産党議員団が議会でも取り上げ、市に改善を要求していたものです。 (青木綱次郎)