日本共産党の西脇いく子府議の事務所開きが2日夜、下京区の同事務所前で行われ、後援会や支持者ら110人が参加。定数2の下京区府議選でなんとしても西脇さんを再び府議会に押し上げようと決意を固め合いました。
 西脇議員は、府が拡充を発表した子どもの医療費助成について、「オール与党議員の妨害の中、多くの府民が署名運動を重ね、その声を日本共産党が繰り返し府議会で質問し続けたことが制度拡充に結びついた」とのべ、引き続きお年寄りや障害者など弱い立場の人を支え、子育て世代の暮らしや雇用を応援するために頑張りたいと訴えました。
 応援に駆けつけた成宮まり子参院京都選挙区候補は、来年度府予算案に盛り込まれた子どもの医療費無料拡充や児童虐待対策、府が補助金支出する企業に正規雇用を求める条例改正案などをあげ、「すべて西脇議員が議会で取り上げてきたもの。なんとしても下京区から西脇さんを府議会へ送り出してほしい」と呼びかけ、山中わたる京都市議は、「西脇さんはこの4年間で、自民党の応援団だった人を西脇さんや日本共産党の応援団にするほどの活動を続けてきた。定数2の下京区で勝利することが、『オール与党』政治を変える確かな力になる」と訴えました。
 事務所開きでは、17年来の友人の女性や医師らが選挙勝利へ激励の言葉を送りました。
 友人の西浦京子さんは、代表質問の原稿書きに追われる中、突然の生活相談にも親身に対応する西脇さんの人柄を紹介し、「人の痛みが分かる人。私たちの声を届けるために西脇さんを再び府議会に送り出したい」と語り、医師の川合一良さんは、「医療や福祉がひどいことになり、『最近の政府のやり方はおかしい』という人が増えている。正しい指針示すのは日本共産党しかない。西脇さんに頑張っていただいて、必ず勝利を」とエールを送りました。また、党下京区後援会会長の岸本安弘さんは、「税金の取り方と使い道を決めるのが議会の仕事。選挙を『税民投票』と位置づけ、間違った政治ただすために府議会で西脇さん、市議会で山中さんを押し上げよう」と気勢を上げました。
                        ◇
 西脇いく子事務所=京都市下京区七条通壬生川西入る夷馬場町35(バス停「梅小路公園前」前)TEL075・353・5773/FAX075・353・5779。