07年春闘をともに闘う京滋金属労組懇談会の学習交流集会が21日、京都市下京区の企業組合センターしんまちで行われ、全労働者の賃上げと若者の非正規雇用改善を求めていくことを確認し合いました。
 集会には、「連合」職場の労働者も参加。「景気回復」で好調な職場からも、「仕事量は増えたが人員不補充で厳しい環境。賃金も上がらない」、「トヨタの下請けで単価を買い叩かれている。仕事は増えて忙しいが、社長は『(賃上げは)期待しないように』とけん制している」などの状況が報告されました。また、労働組合で派遣労働者に直接声を聞こうとアンケートを準備している職場や「今年の春闘では1人でも多くの派遣・請負の労働者を組織して、一緒にたたかうことを目指そう」との意見も出されました。(写真=07春闘に向け「ガンバロー」で決意を固める参加者)