伏見地区労が19日、新春旗開きと春闘共闘会議発足の集会を開催し各加盟単産から60人ほどが参加しました。飯田昌深議長は、「今年は選挙の年、また来年は市長選挙。二つの選挙に勝利し国政変革の闘いを」と強調。また「伏見ふれあいユニオンが120人を超える加入者で新年を迎えることができたこと。そして、全労連や京建労の新聞や雑誌「学習の友」の各新年号でふれあいユニオンがデッカク紹介されてる」と披露。新しい労働運動の発展性を秘めているふれあいユニオンの一層の仲間拡大と闘いを訴えました。
 来賓の「寺西過労死自殺裁判」の原告・寺西笑子さんから、働くものの権利や人としての尊厳を奪われて49歳で過労死した夫の無念を晴らし名誉を取り戻す苦難の闘いと弁護団や地区労の支援で全面勝利和解を勝ち取った感動的な報告と感謝の挨拶に大きな拍手がありました。
 岩橋祐治京都総評議長が記念講演し、「安倍首相は労働法制が今度の国会の最重点だと言ってたが、選挙めあてとはいえ、初戦でホワイトカラー・エグゼンプションを見送った。しかし選挙しだいで危険な動きであり、通常国会の中心はやはり労働法制で、パートタイム労働法、最低賃金法、雇用保険法、労働契約法制など重要な闘いには変わりはない」と訴えました。(仲野良典)