帝国データバンク京都支店が10日発表した06年の府内企業倒産は485件(負債総額3053億8800万円)で、01年以降で件数・負債とも最悪となりました。
 対前年比では、件数で32.2%(118件)、負債額で466.9%(2515億1700万円)と大幅に増加。負債5億円以上の大口倒産が21件から41件、同10億円以上も13件から27件とそれぞれ倍増し、05年になかった100億円以上の倒産が6件発生するなど負債総額が膨張する要因となりました。
 企業規模別では、個人経営が315件(64.9%)と3年連続で過半数を超えました。また、業種別では「建設」が7年連続で最多となったほか、「食品」(82件→118件)、「サービス」(59件→83件)と3業種とも30%以上の増加となりました。