ルビノ堀川で11日、京都退職教職員の会が新春のつどいを開き、130人が参加しました。同会は教育基本法改悪反対の運動のを通じて会員を増やし、京都府下すべての行政区に支部が結成され、各教組や新婦人、建労そのほかの諸団体との共闘を広げるなど大きく発展しました。
 主催者の挨拶の後、会事務局からの報告では「教育基本法が改悪されたが、この闘いで学生、生徒、青年へと運動が広まり、身近な問題としてとらえられるようになった」と強調しました。
 来賓の京教組の梶川憲書記長は「昨年末ぎりぎりまで各地で退職教職員の会からの励ましと共闘が進み、教育懇談会の取り組みなどの闘いができたことは大きな意味があった。これから始まる国会に政権は改悪教基法の具体化に36本もの関連法案が準備していると言われているが絶対に許してはならない。全力で阻止しましょう」と呼びかけました。
 日本共産党の参議院候補の成宮まり子さんが来賓としてあいさつし、「成人式で民青同盟などでアンケートを毎年実施しているけれど今年はこれまでとまったく違う結果がでた。憲法9条を守らないといけないという青年がものすごくあった。世界に誇る平和憲法を守らないといけないと多くの若い人たちが変化している」と報告。各首長選挙・一斉地方選挙そして参議院選挙で必ず勝利をさせて悪政転換をと力説しました。
 退職教職員の会員で立候補している衆議院3区代表の石村和子さんや京都市会や府会候補も参加し紹介されひと時を楽しく歓談しました。(仲野良典)