「第7回ホームヘルパーのつどいin京都2006」(主催・京都ヘルパー連絡会)が10日、京都市中京区のラボール京都で行われ、府内各地から約200人のヘルパーらが参加。記念講演、分科会と学習・交流を深めました。
 記念講演した井上千津子京都女子大教授は、日本でのヘルパー草創期の体験を元に、「どんなに制度が変わっても、生きる意欲を引き出すというホームヘルプサービスの本質に変わりはない」とのべ、介護保険制度で身体介護に重心が置かれる中、利用者の生活基盤を支え、自立につながる生活援助の重要性について、ヘルパー自身の言葉で表明していくことを強調しました。
 午後からは、ヘルパーの専門性や介護保険見直しの告発、実技講座など7つの分科会が行われました。