「相楽九条の会」(石橋平和代表)は3日、木津町東部交流会館で結成2周年の記念集会を行い、約100人が参加しました。
 「やめて!イラク派兵」京都訴訟原告団の傍島恭子さんが「もう戦争はしたくない」と題して講演しました。
 傍島さん、14歳で中国へ渡り、青年義勇隊附属看護婦養成所に入所。終戦後も13年間を中国に残された体験などをもとに、悲惨な戦争の実相を詳しく紹介し、「戦争は人間を破壊し、人類を滅ぼす」と訴えました。
 また、各町村九条の会の活動報告と交流を行い、「日本を再び戦争をする国にしてはならない、憲法九条を変えようとする動きに強く抗議します」とするアピールを採択しました。
 「相楽九条の会」は傍島さんの戦争体験の手記をもとにしたパンフレットを作成し配布しています。問い合わせはTEL0743・93・0637。(柴垣治男)