京都で治安維持法違反で逮捕され、獄死した韓国の国民的詩人・尹東柱(ユンドンジュ)ゆかりの宇治川天ヶ瀬つり橋近くに記念碑を建立しようと運動を進める「詩人尹東柱を偲ぶ京都の会」と「詩人尹東柱記念碑建立委員会」は、10日午後1時半からゆめりあうじ(JR宇治駅前)で、尹東柱の想いを今につなぐ「2006年12月の集い」を開きます。 
 尹東柱の詩集「空と風と星と詩」の朗読や、「朝鮮半島の宮廷で生きた女性たち」と題した鄭早苗・大谷大学文学部教授の講演などが行われます。また、佐伯勲・日本基督教団北白川教会牧師と治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟大阪府本部の塩田一行さんが尹東柱の故郷を訪問した時の様子を語ります。
 参加費は一般1000円、学生500円。問い合わせはTEL0774・24・7094(紺谷)。