国土交通省が27日、滋賀県モーターボート競争会の場外船券売り場「ボートピア京都やわた」=八幡市八幡一ノ坪=設置申請書を確認したことを受け、「ボートピア計画に反対する市民の会」(中川茂代表)は28日、八幡市役所前で建設認可に抗議する宣伝を行いました。
 中川代表は、地元同意を得たとする設置申請書が地元自治会の民主的な手続きを経ていないことを指摘し、「国がまともな調査もせずに、ボートピア設置の認可を出したことは納得いかない」と抗議しました。
 ボートピア設置にあたっては、▽地元自治体の同意、▽地元議会の反対決議がないこと、▽地元自治会の合意―を基準に国土交通省が判断することになっていました。
 八幡市はびわこ競艇を主催する滋賀県と行政協定を締結しており、07年3月の開業を目指しています。
 抗議宣伝には日本共産党のひなご大介府議候補、森下由美、松島規久男、巌博、山本邦夫の各八幡市議が参加しました。