日本共産党京都府委員会と民青同盟京都府委員会は26日、京都市上京区の機関紙会館で、田代忠利・同党中央委員会国際局次長を招いて第4回社会科学講座「ポスト資本主義」を開き、27人が参加しました。
 社会科学講座は、青年に社会の根本や変革の展望を身につけてもらおうと開いているものです。
 この日の講座で田代次長は、資本主義との対比で社会主義・共産主義社会の特徴について詳しく説明。日本共産党が未来社会への展望をもっていることの意義について「資本主義のどこに問題があるかがわかり、悪しき論理に巻き込まれずにすむ」「将来への展望をもつことでいまの社会変革を一貫して、円滑にすすめられる」とのべました。
 質疑応答の時間で田代次長は、「社会主義になったらいじめはなくなるのか」「旧東欧の現状はどうか」「資本主義がもっとも発達しているアメリカの今後をどう見ているか」「北欧諸国や中国、ラテンアメリカ、キューバでは、資本主義から生まれる社会悪にどう対応しているか」などの質問に1つひとつ答えました。
 参加者からは「資本主義と社会主義の違いが分かった」などの感想が寄せられました。(I)