教育基本法改悪法案の参議院での審議が始まっていますが、京都退職教職員の会(京退教)は、法案の徹底審議・廃案を求めて、毎週宣伝行動を行っています。
 24日は、京都市役所前で15人が参加し、道行く人に法案の徹底審議・廃案を訴えました。「教育基本法改悪反対」のプラスターを掲げ、宣伝カー上から、退職教員が訴えました。「格差社会の中で、子どもも教師も『競争』に苦しめられ、『いじめ自殺』が広がっている。これは教育基本法が悪いのではなく、反対に基本法に添った教育をしてこなかったために起こっている。だのに改悪するとは言語道断。ますます学校や子どもを苦しめることになる。参議院では徹底審議・廃案を」などと訴えました。 秋も深まる中、久しぶりの暖かい太陽に照らされての街頭への繰り出し元気いっぱいの行動。退職してからも教育現場は「いじめ自殺や先生の管理強化を通じて猛烈な競争教育・格差教育」が子どもたちを追い詰めている現状に黙ってられず、京都退職教職員の会をつくり府下各地で現職の教職員と一緒に活躍真っ最中です。宣伝行動には、日本共産党の赤阪仁京都市議も激励にかけつけました。同会では12月8日にもJR京都駅前で宣伝行動を行う予定です。(鏡山次郎・仲野良典)