22日峰山総合福祉センターコミュニティホールにおいて、「憲法・教育基本法を守る丹後平和のつどい」が開催され150人が集いました。「つどい」は、教育基本法を参院で何としても阻止しようと同実行委員会(18団体)が開催したものです。
 「音楽九条の会」の構成詩「みんなの『願い』を世界中に」でオープニング。憲法前文を歌声にのせて、世界に誇れる平和憲法を改悪する動きを糾弾しました。
 関西勤労者教育協会講師中田進氏が「憲法・教育基本法が変わったらどうなるか」と題して講演しました。中田氏はユーモアを交えながらも、「知は力だ。もっと多くの人が、憲法や教育基本法を学ばないといけない」と呼びかけ、「格差社会を是とする財界のための国づくり、戦争するための国づくりが憲法の改悪だ。子供たちのすこやかな成長をはかる条件整備をうたっている現教育基本法を、戦争する人づくりのための法律につくり変えようとしている」と鋭く告発しました。フィナーレは、今後の運動に頑張る思いを込めて参加者全員で「ねがい」を歌って、散会しました。(山本忠男)