教育基本法改悪反対運動の一翼を担っている京都退職者後援会府立高校部会は乙訓で20・21日の両日1泊2日の恒例学習会を開催しました。1日目は元衆議院議員の寺前巌さんから「私のたたかいの歩みから・・・思いつくままに」と題して、中学教師時代の旭丘中闘争やその後の市教組の組織確立、府会議員・国会議員活動までの歩みを語られました。
 2時間目は、先日の大山崎町の町長選挙と町議会選挙の勝利の教訓を党乙訓地区委員長の金森亨さんから聞きました。金森さんは勝利の教訓として、「国による地方自治体と地域社会の破壊が深刻な形で進んでいる。政治の流れの変化にふさわしい構え、ダイナミックな活動が乙訓で生かせたことが勝利につながった」と指摘。そして、若者への働きかけを重視し、党町議員団の奮闘と、なによりも大山崎町民の生活と環境・故郷を守る自治的な闘いが蓄積された長い歴史があったことなどが紹介され、感動的なお話が聞けました。(仲野良典)