子どもから大人までが一堂に会し、学びあい話し合う「子ども・青年・父母の対話集会」(実行委員会主催)が19日、京都市内で開かれました。
 5回目の今年は約70人が参加。「学力・進路」「社会・平和」「心と体・性」など5つの分科会で討論しました。
 「学力・進路」の分科会では、いじめに遭った中学生が「進路を選ぶ基準は、同じ中学の同級生が行かない学校」と発言したことを機に、「いじめ問題」が話題になりました。 「携帯電話やネット上で特定の人の悪口を書くサイトができて広がり、いじめる側が増える」(中学生)、「1人がいじめられるとその子に関係のない人までが理由もなく攻撃する風潮がある」(高校生)などの意見が出されました。
 また、「クラスには入りづらいので先生に別の教室で学習できないか要望したが、聞いてもらえなかった」という学校側の対応にたいする不満も出されました。