日本共産党舞鶴地区委員会は20日、「舞鶴市議会議員選挙の結果について」の声明を発表しました。
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 11月12日告示・19日投票で行われた舞鶴市議会議員選挙は、定数30に32人が立候補する少数激戦のたたかいとなりましたが、日本共産党は、5194票(得票率11・37%)を得て、4人全員当選し、現有議席を確保することができました。ご支援いただいた党員、後援会員、支持者のみなさんに心からお礼申し上げます。
 今回の選挙戦は、来年の2大選挙を目前に、自民党が、公認候補を前回の3人から9人に3倍化するなど、各党がかつてない激しい総力戦を繰り広げ、だれが落ちてもおかしくない大激戦となりました。自民党は、告示日に谷垣前財務大臣が自民派の20人の候補を激励するなど異常なてこ入れをはかりました。また、公明党は、中央幹部を投入、候補者先頭に反共攻撃を繰り返しました。「大丈夫」論で党候補の追い落としをねらう攻撃も強まりました。こうしたなかで、日本共産党は、「まだまだ支持が足りない。命と暮らし守るかけがえのない議席失うわけにはいかない」と、最後の最後まで声をかけきり、勝利することができました。市民病院問題など、この4年間の市民のみなさんとの運動通じての党への信頼と、党員・後援会員・支持者のみなさんの昼夜をわかたぬ奮闘によって切り開かれた勝利であり、心から感謝をもうしあげるものです。
 わたしたちは、党地区委員会が取り組んだ市民アンケートに寄せられたくらしの悲鳴を市政に届けようと奮闘しました。国が痛み押しつけの悪政をすすめているなか、「市民と一緒に市民病院の再建をすすめる」「国保料の1万円引き下げを」「子どもの医療費無料化の拡充」と訴えました。議員と議会のあり方が問われていると提起し、「行政をチェックし命と暮らしを守る日本共産党か」「市長言いなりで市民いじめをすすめる自民・公明・民主派か」と争点を明確にしてたたかいました。この訴えが有権者の心に響き共感がひろがりました。北朝鮮の核実験が市民の怒りをよんでいるとき、「日本海を平和の海に」「北朝鮮問題の平和的・外向的解決を」とよびかけました。
 日本共産党の4人の新議員団は、選挙戦で寄せられた期待にこたえ、暮らしと福祉を守る公約と多くの市民の願い実現めざして全力をあげる決意です。
 日本共産党は、引き続きいっせい地方選挙、参議院選挙で、自民党政治の平和と暮らしを破壊する暴走に正面から立ち向かい、平和と暮らし守る力を大きくするために全力あげます。きたるべき舞鶴市長選・府議選勝利に全力をあげます。新たな前進をめざす日本共産党へ、みなさんのいっそうのご支援を心からお願いします。