「京都の空気をはかる会」(谷田悟郎代表)は17日、京都市内で今年6月に実施した京都市内のNO2(二酸化窒素)濃度測定結果の報告会を行いました。
 調査は、6月1、2の両日に実施。交差点の141カ所に605個の「天谷式簡易カプセル」を設置。24時間空気にさらして濃度を測定したもの。今回で6回目です。
  今回の調査では国の環境基準(0・06PPM以下)を超える濃度が測定された交差点が5カ所。京都市の環境保全基準(0・02PPM以下)をクリアするのは、京都御苑のみとなりました。 調査結果を報告した谷田代表は「ひどい空気の汚れが、南区などから中京区など北部へと広がってきている。行政は、基準値を守るためにもっと努力して欲しい。今後、空気の汚れと住民の健康状態の関係なども調査したい」と話しています。