府議会決算特別委員会知事総括が15日行われ、日本共産党の島田敬子議員は、介護保険改悪による介護ベッド取り上げの事態にたいして、利用者負担軽減に向けて、市町村と連携したレンタル料補助などの独自対策の実施を求めました。
 島田議員は、実際に介護ベッドが取り上げられた南区の女性の手記を紹介し、「起き上がりや寝返りができなくなり、介護度が上がった人もいる」と指摘。府内の市町村で、レンタル料補助(南丹市)や社協を通じて無料貸与(京丹波町)するなど独自策を実施していることを示し、市町村と連携して府独自の対策を求めました。
 山田知事は、「府内の実態を調査している。調査結果を踏まえて国に制度改善を要望していく」とのべました。