「教育基本法の改悪法案を廃案にしよう」と─。3日、京都市東山区の円山野外音楽堂で「戦争はイヤ!平和がいい!いのちを守ろう 11・3京都集会」(実行委員会主催)が開かれ、4000人が参加しました。
 集会の呼びかけ人を代表して、「守ろう憲法と平和きょうとネット代表幹事」の黒木順子さんが、「教基法改悪案を通させない怒りの声をもっと大きくしょう」と訴えました。
 日本共産党のこくた恵二国会対策委員長が国会情勢を報告し、青森県八戸市で開かれた政府の「教育改革タウンミーティング」(9月)で内閣府が教育基本法改悪法案に賛成するように参加者に「やらせ」質問を依頼していた問題をとりあげ、「規範意識がない政府、文科省に教育を語る資格はない」と批判。廃案に向けて奮闘する決意を表明しました。
 地域、団体などから憲法・教育基本法改悪反対の取り組みがリレートークで紹介されました。
 社民党、新社会党の京都の代表が連帯のあいさつをおこない、民主党の福山哲郎参院議員のメッセージが紹介されました。