「週刊しんぶん京都民報」で「チャップリンと日本」を連載中の大野裕之氏(32)が、イタリアのサレーチで行われた第25回ポルデノーネ国際映画祭(10月7日~14日)で、「ポルデノーネ国際映画祭特別賞」を受賞しました。
 同映画祭では、「チャップリンの日本~チャップリン秘書・高野虎市遺品展」(2006年3月~4月に京都と奈良で開催)が開かれ、同賞は展覧会と企画者の大野裕之に対し授与されたものです。大野氏の受賞は同映画祭で史上最年少。
 大野氏は「チャップリンと日本との興味深い関係、歴史から忘れられていた日本人秘書・高野虎市の存在、なにより私にとっては、高野虎市さんの奥さまである東嶋トミエさんの夢をかなえることが出来て嬉しく思います」と話しています。
 展覧会はイタリアの2紙、アメリカの1紙、イタリアの2つのテレビ局などで取り上げられるなど、大きな反響を呼びました。