21日、舞鶴市で「京都の自衛隊シンポIN舞鶴」が第7回有事法制シンポとして開催され、現地舞鶴、福知山、宮津、京都から19人が参加しました。主催は、安保破棄京都実行委員会と京都平和委員会。
 シンポは、地元の舞鶴平和委員会の亀井会長より歓迎のあいさつがあり、その後、福知山、舞鶴など京都の各地の自衛隊について、最近の動きにもふれて報告が行われました。舞鶴からは、「日本の四大軍港の中で米軍基地のない舞鶴だが、北朝鮮の核実験を口実とした基地強化で、今では米軍基地化がどんどん進んでいる。新型イージス艦「あたご」(一番艦、7700トン)の2007年配備予定、経ケ岬のレーダー基地に移動通信網整備、北朝鮮核実験を口実に舞鶴港を米軍に”提供”の動きなど、『海外でいつでも戦争できる態勢へ』、既成事実は進んでいる。憲法九条「改正」は始まりでなく総仕上げである」ことが報告されました。
 シンポは、さらに、「米軍再編と自衛隊(省昇格問題)」、「国民保護計画と有事体制」「日本平和大会を成功させよう」と報告があり、討論は時間が足りないほどでした。
 夜は交流会、翌日は舞鶴を陸から、海から見てまわる基地巡りの行動も行いました。終了後は、東舞鶴駅前で行われた教育基本法改悪反対の全府一斉宣伝行動に合流しました。(蔭山良之)