韓国の実力派女優ムン・ソリさん(32)が23日、立命館大学朱雀キャンパスで開かれた第1回韓国映画フェスティバル「韓国映画の魅力─女優ムン・ソリの世界」で、韓国映画の現状や、日韓交流などについて語りました。
 韓国映画の現状ついては、韓国がハリウッド映画の対抗策として、年140日間国産映画を上映するという制度(スクリーンクウォーター制度)を守ってきたにもかかわらず、韓米政府間の自由貿易協定(FTA)で上映期間が半減されたことや、今年量産された作品の評価が海外であまり高くなかったことなどの問題点を指摘。
 日韓の交流について、「文化や伝統、アイデンティティーは守りながら交流することで発展すると思う。韓国映画が少しでも良い影響を与えられれば」と語っていました。