京都高速道路「新十条通」の建設で立ち退きが迫られていた公衆浴場「寿湯」(京都市東山区)が15日に廃業したことを受け、日本共産党の橋本やす子市議候補(東山区くらし・環境・市政政策委員長)らは17日、桝本市長に対し、営業再開や代替措置、替わりの公衆浴場を確保することなどを求める申し入れを行いました。
 この問題をめぐっては、7月19日の市議会厚生委員会が「立ち退き延長を求めること」を全会一致で決め、10月6日の市議会本会議では、住民の提出していた、公衆浴場の設置と代替施設の確保を求める「請願」が採択されていました。
 申し入れでは、▽工事に支障は出ないとして、阪神高速道路㈱に来年3月まで立ち退き期限を延長するよう求める▽他の風呂屋への送迎バスを確保するなど代替措置をとる▽請願内容どおり、替わりの公衆浴場を確保する―ことなどを求めました。
 日本共産党の井上健二市議と党東地区委員会のメンバーが同席しました。