教育基本法の「改定」を止めようと「変えないで!教育基本法、木津の会」が16日、発足しました。
 木津町に在住の田中恒子大阪教育大学名誉教授や菅原民生長崎大学名誉教授ら6人が呼びかけ人となり、同日、アピール発表と記者会見を行いました。今後、アピールへの賛同署名を募り、11月中には賛同者の名前を連ねたチラシを作って新聞折込などで市民にアピールする予定です。
 「変えないで!教育基本法、木津の会」アピールでは、教育基本法「改正」法案の問題点として、▽現教育基本法が厳しく禁じている国家権力の介入を公然と進めるもの▽教育の目標の1つに「国と郷土を愛する態度を養う」ことをかかげている▽「教育の自由」の規定を大幅に後退させもの―などと指摘。今こそみんなで十分に教育を語り、子どもたちの健やかな成長に何が必要かを考えようと賛同を呼びかけています。
 田中、菅原両氏以外の呼びかけ人は次の通り。青山由起子(元小学校教諭)、田邊英夫(西念寺住職)、中塚明(奈良女子大学名誉教授)、中森啓之(元奈良市小学校長)。
 連絡先は、TEL0774・72・4770(田中)、TEL86・5010(相楽教育会館内)。