安心できる医療体制の確立を求め、「市民病院問題と地域医療を考える市民の会」(医療の会)が10日、舞鶴市に救急医療体制の整備や医師・看護師確保などの要望を申し入れました。代表世話人である吉見定幸、橋本みはる、新庄富江の各氏と瀬尾純爾事務局長ら11人が参加し、中山保健福祉部長、園田次長、山口室長、坪内健康増進課長が応対しました。
 要望内容は、▽救急医療体制の整備・拡充をはかること▽安心してお産のできる体制の整備・拡充をはかること▽市民病院をすみやかに正常化するとともに、市の医療政策に市民要求を反映できる「地域医療協議会(仮称)」を設置すること▽医師や看護師の確保や地域医療の整備・拡充のため、市の施策の確立とともに、国・府へ抜本的な対策を強く求めること、としています。
 会は、救急医療などの問題で市民が直面している現状を述べ、「改善に向け、市が努力すること。医師確保でも市が努力をつくすこと」を求めました。(塩見 正)