帝国データバンク京都支店が5日発表した、府内の9月度企業倒産は42件(負債総額644億100万円)でした。「たけうち」破たんによる連鎖倒産など大型倒産が相次ぎ、負債総額は9月単月集計で過去最悪となりました。
 件数は、4カ月連続で40件台を記録。同月は、呉服販売大手「たけうち」の破たんで、同社と取り引きが大きかった「次田」(負債額29億1085万円)が自己破産しました。同支店では、繊維業関係について、「小売店の大型倒産で懸念される和装業界の環境が急激に悪化しており、今後に問題が残る」としています。