京都市が1日に家庭ごみ有料化を強行したことに、新婦人府本部、京都市職労、自治体要求連絡会の3団体が10日、中京区のハートピア京都で、「ゴミ有料化を中止せよ!怒りと抗議の市民集会―職員犯罪に汚れた桝本市政を糾弾する」を行い、100人を超える市民が参加しました。
 新婦人府本部の末松弘子会長が、「この間の経験を交流し、みんなで知恵を出し合って今後の運動の方向を出しましょう」とあいさつ。
 日本共産党市議団の妹尾直樹議員が、ごみ有料化と市職員の犯罪・不祥事について市議会論戦で明らかになったことなどを報告。ごみ有料化ありきで市民への説明も不十分なまま強行し、「お試し袋」の配布で市民に混乱をもたらした桝本市長を批判しました。
 自治体要求連絡会の椿原孝事務局長が今後の運動について、▽市民の怒りや不満が根強いことを大切に、草の根からの撤回要請や抗議行動▽実施にともなって起こってくる具体的な問題の告発と要求を組織した闘争―などに取り組むことを呼びかけました。
 参加者からは、「有料化を押しつけたことへの市民の怒りは今も強いものがある」「相次ぐ負担増と結びつけて無料に戻す署名に取り組めないか」などの声が出されました。