原水爆禁止京都協議会は10日、「北朝鮮の核実験に強く抗議する!」との声明を発表しました。
  声明では、核実験強行は、北朝鮮自身が合意してきた朝鮮半島非核化共同宣言(1992年)、日朝平壌宣言(2002年)、6カ国協議共同声明(2005年)を踏みにじるもので、新たな核軍拡競争を引き起こし、アジアと世界の平和を脅かすものと批判。
 国連総会で核兵器全面禁止条約の締結にむけた協議をすみやかに開始する努力が行われている中、今回の核実験は、核兵器廃絶を求める世界各国の人々の努力に重大な障害をつくることになると指摘し、北朝鮮政府が、核兵器および核兵器開発計画を放棄するとともに、6カ国協議に無条件に復帰することを強く求めています。