乙訓2市1町の市民団体が3万2180人分の署名を添えて提出した府営水道協定の見直しを求める請願が3日、府議会総務常任委員会で審査されました。日本共産党は採択を主張しましたが、与党議員らは「府議会に出すのはおかしい」などと反対し、賛成少数で不採択となりました。
 光永敦彦議員は、「3万1000人を超える署名が寄せられた。府営水導入後、水道料金が高くなり暮らしを直撃している」と請願採択を主張しました。これにたいして、新政会の木村繁雄議員(向日市選出)は、「(署名の)数を言われたがだれでも安いほうがいいに決まっている。府と2市1町の契約であり、(請願を)府議会に出すことはおかしい話」とのべ、民主党・府民連合の上村卓議員も「(協定の)筋論からすると採択すべきでない」としてそれぞれ反対しました。