京都市交通局が行っている民間への委託業務で、入札業者19社中7社で、平均落札率が100%となっていることが29日開かれた京都市議会交通水道委員会で明らかになりました。日本共産党の赤阪仁議員が追及したもの。
 交通局は「これまで交通局協力会でしていた業務も入札にした。その他の契約についても随意契約から一般競争入札に変更し、厳正に行っている」と説明。赤阪議員は、過去5年間の交通局の民間委託業者の落札状況を調査した上で「入札業者の3分の1以上が平均落札率100%というのは、きわめて不自然な数字であり、競争性もはたらいていない。市民の目から見て、透明性、公平性を確保するべきだ」と強く求めました。
 日本共産党京都市議団は、引き続き不正常な契約実態の改善、適正化にむけ、全力で取り組むとしています。